ゼロ秒思考
今回は
ゼロ秒思考
という本を読んだ感想。
学校では、”考える”ことを教えるのではなく、”その場で解決する”ことを多く学んだ気がする。
それが悪いのではないけど、浅はかな考えばかりで切り抜けてきたから、ちゃんと伝えたいと思って述べた発言であったり、いろんな人のことを考えたSNSのツイートなどなんて一切無いと思う。
それによって傷つく人がいたり間違っていることに後で気づくのでは、もう遅いのだ。
昔の人のようによく考えて、新しい知恵を生み、成長していく人間が今どれだけいるだろうか。
この本はそういった考える力を身に染み込ませるための方法が書いてある。
答えはメモの中にあるらしい。
筆者の薦めるメモの取り方をこと細く書いてある。
まあでもちょっと細かすぎたかな。
あとあと少しわかったわかったって気持ちで読み進めてしまった。
もっと短くまとめても良かったんじゃ無いかな。
それこそ少しは自分でメモの大切さに気づけるぐらいの。
答えじゃなくて、ヒントが欲しかった。
わかりやすくてよかったから、高校生くらいの年齢の人に目を通してほしい本でした。