Umbrella
人と付き合っていくことってすごい難しいなと、ふと思うことが最近多い。
友達、家族、先生、後輩、恋人、他人、仲間…
周りの人にいろいろなラベルを貼って、ラベルごとの付き合い方をする。
ただ、
僕は”恋人”という契約的な関係がどうも解せない。
付き合う、別れる、結婚する、離婚する。
こういうの苦手だ。
そもそも誰かと一緒に人生を歩んでいくのが好きじゃないのかもしれない。
人と話すのは好きだし、友達などであれば支えたい協力したいと思う。
だけど。
“恋人”というラベルを貼ってしまった瞬間に、なぜか何も分からなくなってしまう。
一番知っていて、これからも知りたいって思っている人なのに。
雨の日の相合傘が苦手なのは、ただ”傘”のように雨という無数に降りかかる不安を解消するだけの道具として生きていきたいからなのかもしれない。
ゼロ秒思考
今回は
ゼロ秒思考
という本を読んだ感想。
学校では、”考える”ことを教えるのではなく、”その場で解決する”ことを多く学んだ気がする。
それが悪いのではないけど、浅はかな考えばかりで切り抜けてきたから、ちゃんと伝えたいと思って述べた発言であったり、いろんな人のことを考えたSNSのツイートなどなんて一切無いと思う。
それによって傷つく人がいたり間違っていることに後で気づくのでは、もう遅いのだ。
昔の人のようによく考えて、新しい知恵を生み、成長していく人間が今どれだけいるだろうか。
この本はそういった考える力を身に染み込ませるための方法が書いてある。
答えはメモの中にあるらしい。
筆者の薦めるメモの取り方をこと細く書いてある。
まあでもちょっと細かすぎたかな。
あとあと少しわかったわかったって気持ちで読み進めてしまった。
もっと短くまとめても良かったんじゃ無いかな。
それこそ少しは自分でメモの大切さに気づけるぐらいの。
答えじゃなくて、ヒントが欲しかった。
わかりやすくてよかったから、高校生くらいの年齢の人に目を通してほしい本でした。
わたしも定時で帰りたいです
今、大学四年生で、あと一年したら職につく。
限られた時間のなかで働くってやっぱりなかなか難しいんだなっていろいろな面から感じる。
仕事量、周りの目、昔との比較…
でも、ほんとはみんな定時に仕事終わらせて、自由な時間がほしいと思うんだよね。
働き方改革とやらのおかげで少しは改善されてきているみたいだけど、年に一度でもいいから、働き方について考えていかなきゃ行けない世の中になっていると感じる。
仕事量を減らして時間内に仕事を終わらせても世の中上手く回るのであれば、もっと多くのゆっくりとできる時間を取るべきだと思う。
みんながゆっくりとした足取りで、職場や学校に向かうことができるような時代にしたいなと思う。
効率化って簡単に言うけど、それによって仕事量が増え、複雑になり、個人の負担が重くなるなら、いっそ今のままがベストなんじゃないかなとも考えたりする。
まだ働いたこともないし、世の中のことなんてこれっぽっちもわかってはいないけど、僕が生きてきた世界ってそういう風になってもいいんじゃないかなと思えることばかりである。
スピードは肝心だけど、せっかちは厳禁だね。
成長すること
生まれてきてからはいろいろなことができるようになる。
息をすること。
目が見えること。
耳が聞こえること。
これは当たり前のことだと考えるかもしれないけど、一つ一つ感謝すべきことだと思う。
だけど、やがて僕らは成長して、これらのことがどんどん悪い方向に捉えてられてしまう。
ため息をすること。
周りの目を気にすること。
悪口などを聞いてしまうこと。
大きくなりたかっただけなのに、
大人になるってこういうことなのかな。